ミュージカルリズムゲーム「夢色キャスト」のキャストに会いたい熱を記事に込めました(前編)
男性アイドルの育成ゲーム、増えましたよね~。
こうも数が増えてくると、それぞれどこで違いを出しているんだろう?
てなことに興味を持ってしまうたちです。乙女ゲームもしかり。
あれこれ触りだけ遊んでみた結果、SEGAが出している「夢色キャスト」が一番しっくりきました。
とあるミュージカル劇団(夢色カンパニー)の脚本家として、劇団に所属する男の子たちと共に演目を作り上げていくストーリー。
リズムゲームで劇団の各演目の主題歌やBGMをクリアしていき、主にメインパートと恋愛パートを進めていきます。
PVはこちらからどうぞ!
システムしかり、内容しかり、楽曲しかり、全体的に丁寧に作られていて、そこはやっぱりさすがゲームメーカー、と。
ローディングもUIも快適で、アプリとしてもすごく優秀なんじゃないかしら。
まだ3か月ほどですが、かなり気持ちよく遊んでいます。
女の子はデレステ
男の子は夢キャス
な日々です。
このジャンルの中では、あんスタやアイナナが強いですが、夢キャスも!!おすすめです!!
■派手じゃないけど、いつの間にか恋してる
カンパニーに所属する男の子たちは、歌舞伎役者や、元天才子役、バンドのヴォーカル、ブロードウェイ出身のダンサーなどなど、抱える過去も劇団にいる経緯も様々です。
かといって、突拍子もないかというとそうでもなくて、本当に存在しそうな日常感も持ち合わせていて、傍で応援したくなる、ほんといい子たちばかり。
脚本家として、まずはみんなと信頼関係を築いていくという流れで、ストーリーにもスッと入っていけます。
乙女ゲームにたまにある、主人公の影が薄かったり、距離感のよく分からないからまれ方をされたり、無駄にちやほやされたりというのがなく、ちょうどいい感じ。
恋愛要素がゲームに落とし込んであり、かつ別立てになっているからメインストーリーのバランスがよくなっているのかも。
今は歌舞伎役者の伊織くん主体で恋愛イベントを進めています。
まだ伊織くんが、主人公ちゃんを意識しはじめたくらいですが、本編では見られない伊織くんが見られるだけでウフフとなっています。そろそろ心開いてくれるかな?
▲話しかけるだけで照れる伊織くん。かわいい。
一方、昴は主人公ちゃんのことを予想以上に最初から好きすぎて、夕ご飯を一緒に食べるだけで心底嬉しそうにするのでかわいすぎます。
主人公ちゃん早く気づいてあげて・・!と昴を応援したい気持ちもあり、早く他の子たちの色んな面を知りたいなーと感じてきました。
▲夕飯後、別れが惜しくて、とにかく引きとめようと昴。かわいい。
メインストーリーやサブエピソード、そして何と言っても各演目で見せてくれるみんなの魅力で、より愛着がわいてきて、気づいたらもっと知りたくなって、あれこれって恋かも?という感じで、自然に主人公ちゃんの気持ちに共感しながら進められるのがいいなあと。
Live2Dでぬるぬる色んな表情を見せてくれますし、恋愛エピソードもかなり丁寧に進んでいく印象です。
■シナリオテキストは短いほうが好き!
このゲームで、アプリゲームのテキスト量(会話量)ってこんなに少なくても満足できるんだ、って感じました。
これ、難しいのがイコール内容が薄いというわけじゃないってとこなのよね。
伝えたいメッセージが簡潔なテキストに落とし込まれているのに、内容はしっかりあって、味気なくないのが、このゲームの密にすごいところなんじゃないかと私は思っています。
量は、ちょうどいいよりもむしろ、ちょっと物足りないくらいなんですが、そのほうが次に進みたいという気持ちにつながるし、ゲーム主体で、間にシナリオを楽しみたい派としては、テンポが気持ちいい。
とにかく致命的に辛いのが、意味もない会話がだらだら続き、やたらに無駄なやり取りがかわされ、テキストが膨大になり、読むのも億劫になる・・・という状態。ポチポチ作業になると進める気力が失せてしまう。。
これはコンシューマーにも言える点ですけど、アプリの方がよりシビアな気がします。
もちろんどれくらいのレベルで作業と感じるかは個人差があると思うけどね。物語に入り込んだ後だったら多少長くても特に何も感じないかもしれないし。とにかく序盤は大事ですな。
■リズムゲームは慣れが大事!
ノートが落ちてくる系のリズムゲームではなく、分割された画面の中で、マーカーが出現した指定の位置をタッチするというものなので、最初はタイミングなど難しく感じるかもしれません。
▲それぞれ好きなキャストを配置します。中央には恋愛パートを進めたいキャラを。
表示されてから押すまでの間隔が短いよ!となれずに苦戦していましたが、最近になって体感としてなれたのか大分やりやすくなりました。
とはいえ、譜面がいい感じに組まれていて、楽曲に慣れてリズムに乗ってタップできれば、不自然な動きをせずにエキスパートFullもフルコンできるので、他の音ゲーよりも優しいかもしれません。
しかもパートがA~Cの3つに分かれており、パート毎にプレイもできるので練習もはかどります。
余談ですが、デレステはRank28の壁にはばまれている私です。
一番触れたいはずの楽曲に触れる前に、予想以上に長くなったので後編に続きます。