『ヒカルの碁』を見たら囲碁を覚えたくなった
ちきりんさんの将棋練習に触発されて、囲碁の練習を始めました。
囲碁かよ!
だって動機が「『ヒカルの碁』の対局を理解したい」なんだもん…。
もう10年以上も愛読してるのに、盤面で何が起きてるのか理解してないのです。周りのキャラが解説してくれて、ナルホドナーと思ってるだけ。
物語としては盛り上がれるけど、本当の意味で碁を理解して一喜一憂したい!という欲を持ち始めて何年経つのやら…。
毎年恒例のことなんです。漫画を読み返したり、アニメ再放送を見たりして、ウズウズする。去年も今年も第55局「sai vs toya koyo」の一局に心踊らされ、いつか!いつかヒカルが見つけたあの一手のすごさを実感したいと思っていました。
で。
いつかじゃなくて、今やればいーじゃんと気づく。だって、ネットですぐ覚えられるんだから。
インターネット学習についてのちきりんさんの記事を読んで、囲碁も例外ではないことに、むしろ「ゲーム」だからこそ充実してることに今更気づいたのです。
なので、昨日から始めてみました。本業の傍ら、息抜きにポチポチと遊んでます。昔、ヒカ碁のゲームやったり、ヒカ碁の碁石・碁盤セットを買って遊んだのに、がっつり初心者です。朧げなルールしか頭にないため、ゼロからのスタートだと言っていい。
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このへんで基本ルールは頭に入りました。やっぱりヒカ碁で、言葉や形に馴染みがある分、それが土台となるから理解しやすいです。
そして、ここらでコンピューター相手に遊びたくなってきたのでゲームに移ります。問題もスラスラ解けたし、と調子に乗って挑みました。
一番低いレベルの5路盤で敗れる…。
やはり目的がハッキリしている問題と、自分で戦略を立てて勝つ作戦を考える実戦とはあまりにも違う。
うっかりアタリを見逃すし、悪手打っちゃうし、攻められないし、守りきれないし。何度「待った!」したくなったか。(できないけど)
トライ&エラーを繰り返し、なんとか昨日5路盤に勝利しました。マグレだったかも。。。
今日は6路盤に挑戦しているのですが、未だに勝利回数1回です。50回以上、遊んでるのに!テクニック、ちゃんと復習しよ。
囲碁センスないのかも、と凹みそうになりつつも、ゲームが下手なのは今に始まったことじゃないので割と平気です。格ゲーで10連敗しても平気な人間なので。心が穏やかという意味の平気ではなく、ものすごい凹んで、時に物に当たりたくなるくらい悔しくなっても復活するので平気という意味です。
負け続けたら勝ったときの喜びも一入ですから。5路盤で勝った時も一人でガッツポーズ決めたくらいです。
本業が落ち着くまで、このCOSMIさんで遊ぼうと思います。スマホでも遊べる素敵仕様。まずは、うっかりを直そうっと。
モチベーションだけは無くならない自信があるので、気長にのんびり、楽しもうと思います。
碁を覚えたら、『ヒカルの碁』をより一層楽しめるはずだし、10年以上も読んできて新たな面白さを発見できるなんて、こんな素敵なことってないです。
絶対に、「さすが塔矢先生、いい一手を打ちますなあ」って心から言う!
それに、勝負ごとで強くなるのって燃えるんですよねー。根っからのゲーム好きだもんで。負けられない!
おわり。