『真・女神転生Ⅳ』をクリアーしました記念
今回は長らく未クリアーだった『真・女神転生Ⅳ』のプレイ感想です。今更感が強いですが、ネタバレ注意。
ベルゼブブを求めて
だって、強すぎ!メギドラオン3連発とか、バカなの?…てか、バカなの?
しかし、倒している方がいる以上、私の準備不足なんでしょうな。何度も手を替え品を替え、挑んだのですが…ダメでした…決定的なダメージを与えられなくて結局メギドラオンターンに投入だもんな〜。
ベルゼブブのための準備を繰り返してたら、ラスボス様を呆気なく倒してしまい…ナンダカナー。アトラス作品あるある。それも楽しんでたりするのですが。
進めないのも飽きたので、ベルゼブブさんに別れを告げ、ミカドの東国に突入。機会があれば、二周目に会いましょう。
悪魔合体は自己満足を極める場
こんなに強化しなくてもストーリー上問題ないはずなのに、トコトン強化してしまう。それが悪魔合体。
四属性攻撃魔法を揃えたり、弱点消したりなんてことは朝飯前です。最終的に一つの技の効果を最大限に生かすために、攻撃以外のスキルが増える増える。特化タイプを作るのって楽しいです。
お金がたくさんあれば簡単に作れるけど、そうもいかないので、節約しながら、かつ必要なスキルを継承させながら合体させていく。この縛りの中、出来上がった時の達成感といったら!愛着も湧くってもんです。だから時間がかかるのよねー。
何体の悪魔が使われたか分かるのも、変な達成感があって良い。
このオーディンには100体の悪魔が使われていました。感慨深いぜ。
好きな悪魔は、より強くなってほしいし、より長く使いたいもの。(結局その境地には達せなかったけれど…)
すれ違いで、ピクシーやアリスをLv.99まで育ててる方を見ると尊敬します。これはこだわりの一体!ってね。
自己満足と言われれば自己満足なんですが、それが楽しいからアトラスのゲームが好きだったりもします。(それだけじゃないんですけどね!!)
自己の欲求を作品の世界に投影させて、それを満たすことができる。ゲームっていいなあ。
君はどちらを選ぶか
悪魔合体に夢中になっていると、ついつい物語の進行を忘れるもんです。今回も同様にベルゼブブに夢中になっていたもので、ものすごい間が空いてのクリアーでした。
だから…ヨナタンを倒す苦しみが…ごめんねヨナタン…(カオスルートでした)
秩序と混沌、どちらを選ぶか。メガテン4の物語上では、神と悪魔の戦いとして、ある意味極端に描かれています。しかし、私たちはいつでも、その選択を迫られているんじゃないかと考えるようになりました。
変化には犠牲がつきものです。だからと言って、守りに徹していてはいつか崩壊する運命にある気もします。今回の主人公のように、その制度の中に育ちながら、その制度を破壊する人間も表れるのだから、いつか綻びが生まれるのでしょうね。
その選択を絶えず繰り返して、「今」があるのでしょう。不思議です。そういう流れでしか生きられないのかもしれません。
選択することの重さを突きつけられます。どちらを正しいとするかは結局、自分次第。
あるいは、正しい道を自ら切り開くのがニュートラルでしょうか。だから、困難を伴う。
二周目はニュートラルで頑張ってみるつもりです。
開発者に出会った
すれ違いで、他の人の仲魔を見るのは楽しいものです。私はまだまだ新米サマナー(?)なので、諸先輩方の仲魔を見るたびに感嘆してしまいます。
ところで、こんな人とすれ違いました。
しばらく前のことなんですが、「開発者」の文字が入った方と街中ですれ違ったようです。ほえ〜イベントでもないのに、そんなことあるもんか、と驚きました。
連れているのがアリスさんなあたり、さすがっス。
とても嬉しい出会いでした。
クリアーできて良かった
メガテン無印でBINDに苦しんだ経験をきっと役立ったはず。(未クリアだけど)
アトラスのRPG、大好きです。ゲームの楽しさがつまってて、いつだって「自分の物語」として考えさせられる工夫が散りばめられてる。
私にとって、アトラスのゲームはとても大切な存在。これらのゲーム無しに私の「今」を語ることなどできません。
だから、来年が楽しみで仕方ない。もちろんペルソナシリーズ全部買うよ!『ペルソナ5』では、どんな風に価値観を揺さぶってくれるのか、今からゾクゾクしています。ワクワクじゃないところがアトラスっぽい。
『真・女神転生Ⅳ』を作ってくれた、皆々様、本当にありがとうございました!
おわり。