チョコタフと異世界への冒険

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競争意識は『ダイヤのA』を強くする

毎週アニメの登場人物たちが魅力的に成長するもんで、つらい。キュンキュンしすぎて心臓が持ちませんよ。

さて、今日はその原因を作る一人、沢村栄純が主人公の『ダイヤのA』から#7「ふたつのバッテリー」の感想にいきましょう。

今回の見所は何と言っても、栄純の球を受ける捕手、滝川・クリス・優さんの登場です。彼の存在によって、改めて、「競争」を意識しました。

3年生は、深刻な表情をしていることが多いですよね。丹波さん、増子さん、そしてクリスさん。この3人は皆、「レギュラー」の崖っぷちに立たされたことのある人たちです。

そのことを考えれば、「3年生」や「レギュラー」、「一軍」という言葉がが如何に重い意味を持つのかが分かります。倉持くんが「誰もが不安を抱えている」と口にしていましたが、確かにそういう環境なのでしょう。

自分を脅かす存在が、味方の中にいる。私にしてみたら、とても怖いし、不安にもなるってもんです。

しかし、いざ試合になったら、いつか敵対するであろう味方を信じて闘わねばなりません。

難しいな、と思います。私は競争とは縁のない部活だったので、想像しかできませんが。

みんな、少なくとも一軍の人は、その難しさを乗り越えて、強くあるんですね。「競争」に勝つ覚悟を持っているとでも言うのかな。カッコいいっすね。御幸先輩はどうも明るく見えちゃうけど。(この人には別のかっこよさがある)

だからこそ、彼らが魅力的に映るのかもしれません。味方と闘いながらも、信じることでチームになって、試合ではチームとして闘うことができる。私はその「気持ちの強さ」に惹かれているのだと思います。

クリス先輩は、どうだったのでしょう。彼は、御幸先輩との「競争」に敗れたから二軍の捕手なんだろうけど、どんな気持ちを抱えているのかな。何を目指しているのか、非常に気になる人です。

栄純によせる気持ちを知る上でも、彼の思いはとても大切ですからね。あの巻物の意図とは!次回が待ち遠しいったらないです。

青道高校野球部は、競争の激しい部活です。しかし、その内部の「競争」こそが、彼らを強く(あるいは時に弱く)し、キャラクターを際立たせている。この描き方、とても面白いです。青春キラッキラです。

前回、今回を通して、それが伝わってきました。栄純が見習い部員から投手候補に成長したように、いつかクリス先輩も這い上がるのでしょうか。「競争」によって。


栄純と御幸先輩のバッテリーを再び、と望む気持ちはあれど、クリス先輩という化けそうなキャラクターが出てきたことで、私の心は揺れています。

栄純が自分のペースで、クリス先輩にぶつかる姿が目に浮かびます。このバッテリーで強くなるのも楽しそうだ!

きっと色んなドラマチックなことが待っていることでしょう。ワクワクが止まりません。


まずは来週、クリス先輩は君に任せた!栄純!

おわり。