ポケモン歴15年の私が『XY』に抱いた感動
今日は秋アニメ感想第6弾として『ポケットモンスター XY』ついて書きます。
第6弾だと?おまえ、新たに見る秋アニメは5本だと書かなかったか?という疑問もごもっともです。
増えました。
本題に入る前に私のポケモン歴を書いておきましょう。
ポケモン誕生以前からゲーム好きの私が、ポケモンに夢中になるなと言うのがまず無理な話です。その後も着々とトレーナーの道を歩み、「青」「ピカチュウ」「金・銀」「クリスタル」「ルビー・サファイア」まで遊び、「ファイアレッド・リーフグリーン」で一度区切りをつけました。思えばこの時期、ゲーム全般から離れていたこともあり、自然とそうなったのです。
しかし、ニンテンドーDSによって私のゲーム熱が徐々に復活してきたところに「ハートゴールド・ソウルシルバー」が投入されます。「金・銀」の記憶が呼び起こされ、再びトレーナーへと復帰することとなりました。そして物語性が強そうな「ブラック・ホワイト」に惹かれ、ポケモンの新作を手にとったのです。
こういう流れ上、ポケモンのアニメも初期はかなり見ていました。おそらく「無印」から「AG」の途中まで。ゲームと同じですね。だから、アニメも「ベストウィッシュ」から、毎週とはいかないまでも、再度見るようになったのです。ゲームで「BW2」を遊ばなかったのと同様、「ベストウィッシュ」も途中まで、でしたが…。
しかし、さすがに、メインターゲットとは離れてきているのかなと思うことがありました。“卒業”という言葉が近い気がします。ポケモン自体の魅力が失われたなどという話ではなく、私が成長した、そういうことだと思っておりました。私の中の“子ども心”をくすぐらないのは、そもそも私の中の“子ども心”自体が無くなったのだ、と。
だから、新作の『ポケットモンスターXY』を購入するには至りませんでした。そしてアニメを見る予定も無かったのです。
そこで、本題のアニメ『ポケットモンスターXY』の話になるわけです。
視聴予定が無かったはずが、ある一人の人物がそれを変えました。かつての“子ども心”には響かなかったかもしれないが、成長した私のある意味での“大人心”に響いた人物…!
プラターヌ博士です。
うっかり一目惚れです。かっこいい。ファミ通での人気投票も上位でしたもんね。みんな思うことは同じなのねと笑ってしまいました。
ゲームをやる時間は無いのだけれども、アニメで動く姿くらいはちょっと見たいな、という欲に動かされ、第1話を見ました。
ケロマツ…!
#1を見て確信しました。私の中にはまだ、ポケモンにワクワクする心が残っているのだと。
この話では、ケロマツやガブリアスのエピソードを通じて、ポケモンが大好きで仕方のないサトシが描かれていました。ポケモンのことを何より大切に思い、心を通わせるサトシの姿は、『ミュウツーの逆襲』を思い出させます。そしたら、何だか泣けてきちゃって。ピカチュウがまたサトシの相棒として、いい表情をするもんだから、余計にね。
加えて、ユリーカの存在を語ることなしに、「XY」の面白さは語れません。彼女はポケモンと出会う楽しさを教えてくれます。サトシのピカチュウを見て、驚き、喜ぶユリーカを見てたら、また泣けて…涙腺弱くなったかな。
ユリーカは、一人の人間として、対等にポケモンと接しています。それがトレーナー視点とはまた違い、新鮮に感じられます。彼女の反応を見てたら、みんな最初はここから始まったのだと感慨深くなりました。みんな最初は、きっとユリーカみたいに、ポケモンに関わることならどんなに小さなことでも、はしゃいで喜んでいたのかな、って。
もちろん、ユリーカが目を輝かせるほどのポケモンが、絵としてそこに描かれていることも見逃してはいけません。「XY」になって、ポケモンの表現がとても豊かになった気がします。表情や仕草など、“演技”と言っちゃうと身も蓋もないのですが、そういう面が際立っていると思います。
そういう訳で、アニポケ、面白いです。昔よりも夢中になっているのでは?と思うくらい、のめり込んで見ています。
プラターヌ博士?ええ、もちろん好きですよ。私も彼からポケモン貰いたいってなりましたよ。
しかしですね。今回ばかりは、ユリーカとポケモンに対する感動が強すぎて、それを語らないわけにはいかなかったのです。
気が早いですが、TVアニメが楽しいとなると映画にも期待したくなっちゃいますね。
来週もポケモンゲットだぜ!
(ピッピカチュー)
おわり。
※プランターヌだと思ってました。プラターヌでした。博士ごめん(12/13修正)