読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

チョコタフと異世界への冒険

チョコタフが好きなゲーム・舞台・漫画・アニメ他への愛を語る場所。目指すのは究極のオススメ集。

VISUALIVE「ペルソナ4」を振り返る

今回はVISUALIVE「ペルソナ4」を振り返りたいと思います。作品の感想というよりは、舞台化に際して私が考えていたことを掘り起こしてみようかなと。

 
ペルソナ4」の舞台化が決まったとき、楽しみだけど不安、という気持ちでした。
元々、原作であるゲームを遊びこんでいたし、アニメもあったしで、大好きな作品の一つだったのです。だから、そのキャラクター達を別の形で見れるということは楽しみだったけれど、「ペルソナ4」と名前のついた作品がつまらないものになってほしくないな、と不安にも思っていました。
 
キャストを見る限りではビジュアル面は申し分なく、数名知っている役者さんもいたので、「キャラクターを演じる」という点では大丈夫かもしれない、ぐらいの気持ちで観に行きましたね。
 
当時は、浅沼さんの演出する舞台がどういったスタンスなのかもよく分かっていませんでしたし(声優の浅沼さんと同一人物で、彼の演出した舞台を観るのは実は初めてではなかったと気づいたのは見終わった後)、VISUALIVEっていったいどんなもんなんじゃい…と観るのが怖かったです、正直。
 
うん、怖かった。自分の持つペルソナ4へのイメージが壊されたり、好きな気持ちを踏み躙るものだったらどうしようってさ(構えすぎ?)。本当に大好きだっただけに、観る側なのにドキドキしてました。
この気持ちって、原作以外の媒体になるとき、多少なりともついてくるものよね。人の数だけイメージがあるからこそ、難しい。
 
でも、この舞台はそんな不安を一瞬にして取り除いてくれました。
始まってすぐ、主人公の名前の入力画面が映り、ゲームと同じ音楽で、入力される。
これを見た瞬間、大丈夫だって感じたのです。
 

その後は感動まっしぐら。

佃井皆美ちゃん演じる千枝ちゃんを見て、千枝ちゃんがいるー!と思わず涙ぐんでしまった程です。千枝の服を着て、千枝の言葉を話してるだけじゃなくて、千枝として舞台で生きているのだと強く感じました。

それは、アクションをはじめ、戦闘でのポーズなど、原作の千枝を表す記号をしっかりと身につけていたから、できたことです。原作ありきのキャラクターを演じるにあたって、演技に必要となってくる一要素なのかもしれません。
 
キャラクターとしての演技は「らしさ」を大切にしていて、いいなあ、好きだなあと感じたのをよく覚えています。動く千枝ちゃんは、千枝の魅力をもう一度新しく見せてくれることとなったのでした。
 
そして、舞台そのものの構成も素晴らしかった。映像と演劇ってこんな風に関われるんだと驚きましたね。何といっても、ゲームのリアクションマーク。スクリーンを使えることでそんなことも表現できちゃうのか、と。
全体として、原作のエッセンスを存分に盛り込んで、かつ舞台として魅せてたことが素敵でした。原作を好きな人が、舞台を好きになる入り口が、たくさん用意されている、そんな舞台でした。
 
舞台化って、原作通りにストーリーを運べばそれでいいのかというと、違うと思うのです。原作の要素をベースに、舞台でやる意味や舞台ならではの魅力を盛り込んで構成されることが、理想的な舞台化なんじゃないかと考えています。
たぶん作る側からしたら、相当に難しいはず。ですが、そういう「舞台化」があると知ってしまって、それから得られる感動が途方もないものだと知ってしまった以上、それを求めずにはいられない、のですよね。
なんて贅沢。なんて我儘。
 
でもそんな期待に、VISUALIVE「ペルソナ4」は応えてくれちゃったわけで。むしろ、自分の期待や予想なんて遥かに超えて、圧倒的なものを見せられたって感じです。120%をさ。
 
これは紛れもなく舞台「ペルソナ4」の世界なんだと思ったら、そこに説得力が生まれたのなら、感動しちゃうのは当たり前なんですよね。だって、その世界で起こる出来事を目の前で見られる、感じられるのだから。
完二くんがパイプ椅子で戦っているのを見るだけで、クマが歩いてるだけで、主人公が千枝の隣にいるだけで、楽しくなっちゃうのも無理ないです。
 
そんな楽しい思いをしちゃったわけだから、再演に対する期待も相当に膨らんでしまったりなんかして。この期待に応える術があるのかと、自分で期待しときながら思っていたわけですが、やられましたね。evolutionでは、「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」のOPを再現してしまうという…!だって発売から間もないのに、ですよ?私はもうそれで観にきた甲斐があったとさえ思いました。
 
たぶん期待に応える術というのは、「驚き」なのかもしれません。
 
いい機会なので、私なりの「舞台化」について考えてみました。ものすごい説得力で納得させてくれたVISUALIVE「ペルソナ4」を例にして。
 
そうだ、「ペルソナ3」も舞台化されるのですよね。こちらはまた違う会社が手がけるということで。再びの期待と不安、です。どんな風になるのだろうと、思いを巡らせながら待つのも案外楽しいものです。きっと素敵なものになると願って。
 
個人的には順平が重要ポイントです。
 
 
おわり。
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 
P3のキャストさん、一部発表になっていたとは…。発表になっている人が知っている方ばかりで、今すごい頭の中がカオスです。
 
重要だと言った順平は大河元気くん。テニミュで赤也役を演じていた時に出会いました。役に入り込んでくれること間違いなしなので、きっと順平を大切に演じてくれると思います。
でもイメージはまだ難しい。シルエットが、ちょーっと違うかも…という。こればっかりは舞台でみて見ないとなんとも。
 
真田さん役は藤原祐規さん。フッキー…か…!これまたテニミュで神尾役のときに出会いました。私の記憶の中のフッキーは、真田さん体型ではないのですよねえ。絆創膏は似合いそう。
 
主人公お二人は声優さんですね。
蒼井翔太くんは、うたプリの藍ちゃんで存じております。儚げな声が、いい主人公を作ってくれそうで期待。
阿澄佳奈さんは、PERSONA-trinity soul-で茅野めぐみちゃんの声!あ、なんか想像したら楽しみになってきちゃった。
 
チケットがもう発売されているのですね。知らなかった〜。私としては会場がGロッソなのが、現在最大の懸念です…。
 
 
再び、おわり。
(追記)