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チョコタフと異世界への冒険

チョコタフが好きなゲーム・舞台・漫画・アニメ他への愛を語る場所。目指すのは究極のオススメ集。

心霊探偵八雲を振り返る〈後〉

引き続き、舞台版「心霊探偵八雲 いつわりの樹」を振り返りたいと思います。今回は内容編。

日を遡ること、8月28日。まだまだ暑い日でした。渋谷の坂をのぼって、目指すは青山円形劇場です。

座席はなんと最前列、しかも通路側だから舞台の階段がすぐ横にありまして。2列目だと思っていたので、ビビりました。
ここをきっと東地さんは通る…!そんなことを考えながら、幕が開くのを今か今かと心待ちにしていました。
(幕はないんですけどね)

舞台セットは円形のステージ中央に、樹が一本あるだけ。妖しくライトアップされていました。中央はくり抜かれているので、向こうまでよく見えます。

今回の舞台は、円形ならではの演出でした。ステージに照明が埋め込まれていて、円形状に並んでいて、点滅することで時や場所の変化を教えてくれる役割を担っていました。
暗転じゃないのが、また、良いのです。暗転よりもテンポがよくて、ぶった切り感(?)が少ないように思えました。だから舞台への集中が途切れることも少ないというか。話の流れにそって、効果的に使われていたなという印象です。

物語や、それぞれのキャラクターについては珍しくアンケートに思いを書き殴ったので、ここでは、気持ち悪いくらいに観察していた後藤刑事、もとい東地さんについて書こうと思います。

東地さんは、スーツでした!って当たり前か。それでも初めて見るお姿だったので感激。
舞台上で日付が変わると、東地さんのスーツの着こなしも変化していました。ジャケットON、ジャケットOFF+腕まくりが基本パターンだったかな?ジャケットオフの時に、腰につけた拳銃が見えるのが個人的にツボでした。あと、時計も。
ジャケットを着る場面もあったな〜あそこはキュンとしました。動いてるからこそ伝わるかっこよさ、みたいなものありますよね。(え、ない?)

動いていると言えば。舞台だからこそ、東地さんの表情の変化を見れるのが嬉しいです。もう、この上なく!どんな表情も見逃すまいと必死でした。

普段は声だけですからね。舞台は、仕草も含め、体全部の表現ですから、東地さんの演技全部が新鮮に感じられるのです。
演技と言えば、アニメで後藤刑事に声を当ててらっしゃるから、イメージを合わせるために、声は声で作らないといけないものなんでしょうか。うーん、大変。

後藤刑事は犯人、事件に厳しく接する役所でもありますから、どうしても厳しい表情が多いんですよ。八雲に対しても、部下の石井刑事に対しても、このお話では事件を通して接するから、厳しい顔つきにならざるを得ない。

しかし!それが唯一崩れるのが、ヒロインの晴香に対してなのです。原作未読なため、二人の背景など細かいことは分かりませんが、二人の間には温かな空気が流れていたように思います。
晴香と二人きりのシーンで、後藤刑事はすごく優しい笑顔を見せていたんです。見守る人って感じだったかな。
その笑顔を最前列で観た私はやられました。こんな表情の東地さん、見たことない!と。これこそ舞台の醍醐味〜。

もう一つ、印象に残っているのが、石井刑事に見せた、茶目っ気のある笑顔です。「だよな」と石井刑事の言葉に肯定の意を示すシーンで、その眩しいくらいの(当社比)笑顔は忘れられません。

あと、千秋楽ではアドリブまでしてました。石井刑事が後藤刑事に、ある事について「かくかくしかじか、なんです」と話し、それで後藤刑事は理解するというのが本来の筋なんですが、千秋楽では「かくかくしかじか、とは?」と切り返していました。
その瞬間、舞台の時が止まったかのように、みんな動きが止まって、石井刑事、もとい大樹っちゃんは焦っていたように見えました。「かくかくしかじか、とは…」と、完全に鳩が豆鉄砲くらったような表情になっていました。

焦った末に、大樹っちゃんは近くにいた晴香役の清水さんに振っちゃうという。「かくかくしかじか、とは?」ってね。清水さんは目に見えて慌てていて、後から知ったんですが、清水さんは初舞台だったらしく、そんな彼女に振っちゃったのね。しかし、どうにか清水さんが答え、東地さんもその様子に笑っていました。二人とも可愛い。そして、八雲が「長い」と一言。ビシッと本筋に戻していらっしゃいました。さすが久保田くん。

「八雲」はしっかりと、そしてギュッとつまったお話なので、アドリブで遊ぶところは少ないのかもしれません。それが良いところでもあるんだけど、舞台ならではのゆる〜い絡みとかも見てみたくなった瞬間でした。(ぜひパニッシュにゲストで…)

そうそう、千秋楽には全員の挨拶がつきものですよね。それも楽しみでした。個人的に意外だったのは、大樹っちゃんがまとめ役になってたことかな(失礼)
久保田くんのイメージが、八雲みたいなクールでかつビューティかと思っていたら、よくしゃべるしゃべる。座長を終えての思いもあったんだろうね。スパッした感じではなく、結構人懐っこそうな印象を受けました。きっとわたしは仁王のイメージを重ねてたのね。
あと、東地さんが後ろでよく笑ってたのも印象的。楽しそうだったな〜。もっとどういう人で、どんな話をする人なのか興味持っちゃいました。ラジオやってくれないかなっ。

DVDも予約済みなので、届くのが楽しみです。そしたらまた、細かくみよーっと。

そんな感じで、内容編と銘打ったものの、やはり東地さん話に終始したのでした。どうしても話し(書き)たかったのです。

舞台版「心霊探偵八雲 いつわりの樹」とっても楽しかったです。ありがとうございました!

おわり。