ミュージカルリズムゲーム「夢色キャスト」のキャストに会いたい熱を記事に込めました(後編)
最近、セガが出しているアプリ「夢色キャスト」にハマっています。
その魅力を書いていたら1つの記事におさまらなかったので、続きの後編です。むしろこっちをメインに書きたかったのだ!
なお、ゲームの紹介としては前編の方が優秀かも。良ければどうぞ。
楽曲が抜群にステキ!!
曲はすべてミュージカルの演目として歌われる楽曲です。主題歌だったりBGMだったり。
最初はやっぱり歌ものじゃないと物足りなかったんだけど、夢色カンパニーのファンになってくると、それぞれの演目がどんな風に上演されているのか想像するようになって、そのBGMの中でキャストがどんな風に演じているかを考えるようになったら、すごく楽しくなりました。
テンポもよく、演目ごとの多彩さもあり、とても丁寧でどれもいい曲ばかりです。
また、劇団を舞台にしているので、色々な世界観の歌をうたっていても、役として歌っているので、キャラクターに無理がなくて、そこがすごくいい。
過去にたくさんのキャラクターソングを聞いてきたけど、そのキャラクターが歌う説得力がほしいし、やたらに恋だと愛だのを歌っていても、どの曲も同じに感じてしまうとか、キャラならではの個性をもっと掘り下げた歌が聞きたいなと思うことが多いんです。(欲張りかもしれませんが・・)
ですがそこが、演じるという設定にしていることでクリアできているのですよ。
各演目毎の”ならでは”の曲を、キャラが役として歌っていて、それを通して色んな面を見られる。
オペラ座の怪人、レ・ミゼラブルなど原曲を知っているとクスリとしてしまうメロディだったり、平家物語、マフィアの抗争、バスケ部の青春群像劇、かぐや姫、ミステリーなど色んな題材があり、更にはどこかで見たことあるような演目だったりするのが、現実とも近くて余計に楽しめます。舞台好きとしてはたまらんのだ・・・。
各演目の曲はこちらから試聴できるので、ぜひ・・・ぜひ・・・。
本当に良曲が多いんだけど、頑張って絞っていくつか好きな曲をあげてみました。(全部試聴できるよ)
●「PERSONA+MYSTERY」
→オペラ座の怪人を彷彿とさせるメロディにテンションあがります。
●「桜よ薫れ愛薫れ」
→平家物語+義経千本桜がベースで、ちょっと演歌っぽくて情感たっぷりなのが好き。
●「ハダカノココロ」
→ロックバンドが主役のミュージカル!カイトさんがかっこよくてしびれます。
●「SKY BEATER」
→バスケ部が舞台。青春キラッキラな爽やかな曲調がすてき。
●「Sunshine world tour」
→曲の入りがとてつもなく好きで即惚れた曲。なんなんだこのテンポは!!
●「世界は恋とSweets&kiss」
→かわいい恋の甘い曲。そしてそれを歌っているのが伊織くんとカイトさんなのがまた・・。とびきり可愛い詩が多くて心が追いつけないです。
Cupcake飛んでった 捕まえて for you for you
プレゼントってことにしよう!
なにそれ、かわいい・・・。
●「恋咎館のタペストリー」
→サビの切ないメロディに胸がキュンとなる。
ああだめだ、本当はもっともっと挙げたいところなんだけど、最終的には全曲語ってしまいそう。
トッシーこと豊永さんはテニミュ出身だからか余計に歌い方がツボです。もちろんカチローとは全く違うのだけど感情の乗せ方がすき。
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ミュージカル楽曲なのでドラマチックだったり、メロディアスだったりの曲調が多いのがいいのです。
そしてミュージカルの楽曲って、心の内なる感情を表現する手段として用意されるので
演目によってはふつうのキャラソンよりも1.5倍くらい感情的に歌っているのが、また響くのですよ。
愛の衝動、切なさ、崖っぷちのピンチ、楽しくてポップ曲もあってどれも好きです。
ここではうまく触れられなかったのですが、曲とバッチリかみ合う詩が、演目の世界観をきちんと作っていて、それが素晴らしいです。
曲と詩のテンポ、そして言葉のセンス、どれをとっても素敵です。
本当にミュージカル化してほしい
これはものすごく葛藤があるのですが、動く彼らを見たい気持ちがとても強いです・・・!脳内でキャストが踊って歌うところまで補完できているのですが、2.5次元好きとしてはちょっと期待してしまう。
各演目、始まりから終わりまで全部をやらなくていいので、テニミュのドリームライブやセラミュのファン感謝祭みたいに、各演目の美味しいとこ取りしたような、メドレーみたいな感じでやって頂けると、もれなくチョコタフは通いつめます。
ただ難しいのが、歌うのが声優さんじゃなくなると、各楽曲のいいところがそのまま再現されなくなるってとこですよね。でも見たいのはライブではなくてミュージカルなんだよなー。
衣装もそれを纏って、動きも、ミュージカルの演技とダンスを交えてやってほしいのですよ。
ここで間違えないでほしいのは、ミュージカルなので、きれっきれのダンスは望んでいませんということですね。
「CALL HEAVEN」とか「Sunshine world tour」などの全体曲はそれでも不自然にはならないかもしれませんが、劇中歌は、ミュージカルとしての振りでみたい、という欲張りを言ってみる。シーン再現という感じですね。
それかMVという形でアニメーションとかどうですかね。今はやりの3Dアニメーションで動いたらたぶん倒れます。私が。
どんなのがイメージに近いかなーと色々な映像を探しだしたら、あっちこっち寄り道しすぎました。今はほんと色んなのがあるね。
●アイドリッシュセブン(アイナナ):『RESTART POiNTER』MV FULL
アイナナはライブなんだけど、もしアニメーションとして動いてくれるなら、これくらいのイメージだと素敵。
前半パートは特にそうなんだけど、ちゃんと表情が動いてて、ダンスの振りじゃない動きもついてて、それが理想だなあと。キャラクターひとりひとりが、ちゃんと生きている感じがするのがいいですよね。とってもクオリティ高いです。
ところでこの記事を書くためにアイナナの色んな動画を見てたら、アイナナやりたくなってきてどうしよう。
●うたの☆プリンスさまっ♪:「God's S.T.A.R.」/QUARTETNIGHT
アニメで放送された決戦ライブの映像です。
ST☆RISHもHE★VENSもあるんだけど個人的にはカルナイの映像が一番好きかな。衣装にプロジェクションマッピングをするところが、アニメにもこれ取り入れたか!!と衝撃だった。
HE★VENSの円になって皆で踊っているところを、カメラがぐるっと回るのもいかにもアイドルライブで好きですけどね。
いやー、うたプリのライブ演出も進化したなあ。
●ラブライブ!:μ's 5thシングル「Wonderful Rush」ショートサイズPV
THE・PVな作りですね。できる限り2Dアニメに近づけてるっていう印象かな。
女の子たちがすごく生き生きしてていいなあと思うと同時に、女性を描くときはむしろここが大事なのかも。(といってもこれ、2012年なので、この時点でこれってすごい・・・)
●【キラキラ☆プリキュアアラモード】エンディング 「レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム」
2Dアニメに近づけるといえば、プリキュアは外せませんよね。さすがとしか言えないクオリティ。
一番ミュージカルのイメージに近いのは「プリンセスプリキュア」のエンディング。
静と動をうまく使って優雅な仕草やポーズを表現しているし、かわいらしさもあって好きです。表情もとても愛くるしい。
●PS VR「アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション」紹介PV
アイマスは色んな種類があるので何を持ってくるか悩みましたが、やはり他にないものと言えばこれでしょう、ということでデレマスのPSVR版。
デレステはアイドルたちの3Dモデルが本当に本当にかわいく、かつモーションもすっごく可愛いんです。
女の子をどう見せたら可愛いかが研究されたうえで動きをつけてるんじゃないかなー。表情や手の動かし方ひとつとっても、とにかくかわいい。
そしてVRになってもそれは健在で、かわいいアイドルがそこに”いる”衝撃はすごいです。ファンサービスも完璧にやってくれるし、目線もくれる・・・。目の前に卯月ちゃんが!!という感動です。
追加DLCもあわせて全部買っちゃった私だよ。
もうアイドルもの全部、これで見たいです。セガさんどうかな?可能性としてはバンナム系列のアイナナの方が高いんだろうか・・・。
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と、ちょっぴり(?)話がそれてきたところで、おしまいにしましょう。
とにかく何らかの形で動く彼らが見たいなあと。
立派にキャストのファンになっていて、演技を、生きて動いているところを見たい!と熱くなってしまいました。
とはいえ本気で遊ぶと本気でハマりにいくので、いつも心にブレーキをかけています。ほどほどで、しかし長く応援していきたいゲームですね。
気になった方はぜひ!!おすすめです!!
まだまだこのジャンルは色んな方向に進化していきそうで楽しみだなあ。目が離せない。